スイーツ文庫『空』 空
 ――空が、降ってきたかと思った――。 高校二年生の瀬春は、少し内気な少女。家に帰りたくない時や友達付き合いに疲れた時は、ぼんやりと川原で空を眺めては心を癒していた。だがある秋の日、彼女の上に、空が切り取られて落ちてきた――?
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「高月ひお」作品情報
新連載 『初花の実』スイーツ文庫*作品プティまり文庫*作品
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プロットと夏と。

 新しいお話の方は、今ちょっとプロットを煮詰めているところです。前にお話ししたかもしれませんが私の場合、大まかな話の流れや主要な台詞だけがある超簡単なものです。PCのwordを使って物語を書いていますが、プロットもPC上に作ります。切ったり貼ったりや、作品との比較が楽なので。
 簡単なプロットなものですから、頭の中だけだったキャラが書けば書くほど見えてくるようになり、どんどんエピソードや物語に変更があったり加わっていくので、そのつどプロットは修正となっていきます。
 でも個人的には人が成長することでABどちらの行動をとるかが変わっていくように、そんな生きた楽しさがあったりするので、プロットどおりに書かなきゃ、ということはしておらず私のはプロットも生き物のように変化しています。でも魂や骨、の部分は最初から最後まで変わらないことが多いです。
 そんなプロットでもあれば見通しが立って書きやすいし、構成の整理もできるのでいつも用意しています。思いついたセリフを忘れちゃいそうだからってのが一番ですが(汗)

 毎日暑いですが、皆様どうかお気をつけてお過ごしください。

 日差しが強くなり、木々の緑もその葉の間や下にできる影もなんだか色が濃くなり、コントラストが強くついているような気がします。反対に空は白っぽくなって、腕は焦げるようにじりじりするし、ひまわりはそんな中、健気にかわいく咲いているのに背は凛と高いし。夕立は強すぎなければ涼しさを運んでちょっぴり心が落ち着いたり、昼間との風の匂いのギャップに妙にそわそわしたり…。
 全て表現できたわけではないですが、「ワスレヤハスル。」はそんな夏の焦燥感や苛立ちを書いてみたいな、と思っていました。最初に書いたのは3年前の夏になります。2人が離れていた時間は、更にまだ2年あるのですね…。
 こちらもお読みくださった方々、誠にありがとうございました!

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posted by: 高月ひお | 執筆 | 01:01 | - |
素敵な人。

 今週はくわがたむしをつかまえたり、方々で七夕をしたり…と相変わらずのライフです。

 さて過去にも老若男女問わずたくさんの素敵な人に出会ってきましたが、自分自身や自分のすぐ近くの環境が変わるとまた、「素敵な人」から学ぶもの、感じるものも変わるなあと思いました。4月からの新しい生活で、既にそういった方々に出会えたことに感謝しています。本当にそれだけでもう、この土地に来てよかったと思えるくらい。
 でも喜んでるばかりでなく、自分はどうすればいいのか、どうありたいのか。考えて、考えたら行動にうつしたいものです。

 新作の方は少しずつ書き始めました。どうなるか分かりませんが、これまでと少しばかり違う雰囲気のものにも挑戦してみようと思います…っていっても恋愛ものには変わりありませんが(汗)
 書きたいと思ったものが恋愛ものでなくて他のジャンルであった時に初めて、「私」自身が「変わった」と言えるのかな、なんて執筆に関係のないことを考えてしまうこともあったり。でもまだまだ恋愛ものをいーっぱい書きたいという欲が尽きないので、私はまだまだ今のままの私のようです。
 ひたぶるに心をこめて、自分なりの色とりどりの恋愛の形をお届けできるよう、精進いたします。

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posted by: 高月ひお | 雑記 | 23:34 | - |