スイーツ文庫『空』 空
 ――空が、降ってきたかと思った――。 高校二年生の瀬春は、少し内気な少女。家に帰りたくない時や友達付き合いに疲れた時は、ぼんやりと川原で空を眺めては心を癒していた。だがある秋の日、彼女の上に、空が切り取られて落ちてきた――?
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「高月ひお」作品情報
新連載 『初花の実』スイーツ文庫*作品プティまり文庫*作品
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新連載です&笑顔になりたい。
 引き続き本日よりポケットマガジンPOP様で「ほおずき姫」を連載していただいています。作品発表に携わってくださる皆様、お読みくださる皆様、支えてくださる皆様、本当に本当にありがとうございます。
 またしても綺麗な表紙をつけていただきました…!こちらもありがとうございます。表紙の青年たちは、兄と弟です。「恋」に揺れる乙女心を堪能していただけましたら幸いです。

 さて今日は私生活でのお話をしますが、執筆タイムも含めてここしばらく時間に余裕がなく、心にも余裕がなくなっていたようで、「最近、笑顔がない」と指摘されました。もちろんのことお友達と楽しく話をしたり、執筆の方で温かいお声をかけていただいた時などは嬉しくて笑顔にもなるのですが、ふと振り返るとそれ以外の時の表情が固いなあと…。
 これはやばいと思い、今、一生懸命笑うようにしています。ですが私は、作り笑いなどできる人間ではないので、心から笑うにはどうすればいいか。そもそも笑いたいと思うのは、自分が笑顔にならないと周りもなってくれず、それでは困るからなので、周りの人々も笑顔になるにはどうすればいいか。言葉ひとつ発する前に一呼吸おいて、少し違った言い方、考え方をしてみるなど、今更ながら自分のひとつひとつの行動を見直しています。
 笑顔と一口に言っても、色々なものがありますが、どんな笑顔になりたいかはその人その人によるものです。私は私のなりたいものを持っています。だから笑顔になりたい、それが広がりますようにと願うわけでして。
 自分のことばかり考えず勇気と思いやりをもう少し持って、変わっていきたいです。そしてそうしたいと思えること、たくさんの人と関われること、間違ったと思ってもやり直せることをありがたく、幸せに思い、本気出して継続していきたいです。
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posted by: 高月ひお | 雑記 | 23:34 | - |
「星のさらさら」完結しました。
  先週のことですが、ポケットマガジンPOP様で連載していただいていた「星のさらさら」が最終回いたしました。お読みくださった方、本当に本当にありがとうございました!
 「さらさら」は小川の流れる音。主人公が禊の儀式のために七日の間篭っていた小屋は水辺(小さな川のほとり)に建てられており、また七夕の時期ということで夜になれば天の川が天頂にあり――そんな風景を最初から最後までバックにして物語を書こうと思ったことから、そのまんまですがこのタイトルをつけました。まさに「さらさら」の言葉どおり、絹のように美しい天の川の表紙を内田イノハチ様に描いていただけて、とても嬉しく思います。
 水や緑が豊かな自然の中で生活を営む「人」の、生きていくうえでの色々な感情(という言葉だけでは括れないもの)を描きたくて書いたなあと、久しぶりに読み返して思い出しました。
 「ワスレヤハスル。」は次回が最終回です。
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posted by: 高月ひお | 連載、既刊作品 | 06:25 | - |
新しいお話。
 作品をお読みくださっている方々、お世話になっている皆様、いつも誠にありがとうございます。
 今もなお、前にお話した新作を執筆中です。下書きが半分近くまで終わりました。今回は中〜長編と少し長いことと、どうしても本業(私も小説家が本業ではないので)の都合で夏は中々時間がとれず、焦って書くよりじっくり内や外と向かい合って書きたいので、完成目標を7〜8月としています。

 自分が書きたいものは10代〜20歳までの学生のお話が多いのですが、今新しく書いているものは20代社会人同士の恋となります。
 執筆歴の割に滅多に書かなかったカップリングですが、書いてみると面白くてたまりません。楽しいですし早く書き上げたい気持ちもあるので、本当に執筆だけしていたいものですが、残念ながらそうもいかず…。キャラの恋の進行と同様、自分も「書きたいのに〜」という思いで焦らされようと思います(一気に書くのも楽しいですが、溜めとくのもそれはそれで書く時のエネルギー放出がすごかったりするので)。
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posted by: 高月ひお | 執筆 | 17:35 | - |